ウェザードフィッシュにSerendib Efreetは入るのか？

2011年1月12日 TCG全般

今回はこのクリーチャーについて考察してみよう。

Serendib Efreet (２)(青)
クリーチャー — イフリート(Efreet)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、Serendib Efreetはあなたに１点のダメージを与える。

3/4

フィッシュにおいて複数のクリーチャーでビートダウンしている時にもっとも警戒が必要なのは
炎渦竜巻、仕組まれた爆薬、破滅的な行為といった全体除去だろう。
(ピン除去はある程度仕方ない。)

これらのカードは場合によっては相手にカード及びテンポの面において
多大なアドバンテージを与え、ゲームを決めることがある。
それを回避するプレイングとデッキ構成(つまりはクリーチャー選択)
がプレイヤーには求められているといえるだろう。

セラの報復者やヨツンの兵卒(２マナのカードね。)に追加して戦線を強化する際に
ヴェンディリオン３人衆は上記の点において満足のいくカードだ。
場に出す際にカードを確認することによって
ソーサリータイミングの全体除去をライブラリーに送り込むことができる上、
マナコストも３であるため先置きされた爆薬の被害も最小限となる。
(当たり前だが同じマナ域のカードは爆薬を採用しているデッキには同時に展開するべきではない。)
伝説でなければヴェンディリオンはウェザードフィッシュにおいて(場合によって伝説であっても)４枚採用したいカードだ。

ではSerendib Efreetはどうか。
まずデメリットは毎ターン１点ダメージ。
けして軽視は出来ないが許容範囲であると思う。
炎渦竜巻はタフネスが４であるために生き残る(しぶとい。)
前回の記事に海のドレイクでも考察したがタフネス４というのは本当に強いのだ。
(薬瓶からの登場でブロックによって一方的に勝つこともあるだろう。この点はヴェンディリオンにはない利点だ。)
そして３マナである点は爆薬にかかりにくいことを意味する。
破滅的な行為には残念ながら無力だ。
気合で打ち消そう。

おーけー。
総合するとこのカードはウェザードフィッシュに入る可能性が大いにある。
ヴェンディリオンの４枚目の投入をためらった君は
３マナ域を支えるクリーチャーとして
Serendib Efreetの採用を検討してみるべきだろう。
(ただしヴェンディリオンよりも多く採用されることはまずない。)
(珊瑚兜の司令官、海のドレイクよりはおそらく優先して投入を検討できるカードだと思う。)

結論：Serendib Efreetはその除去耐性やマナ域の性質上。ウェザードフィッシュに大いに投入を検討できるカードである。(ただし稲妻がトップメタなどでない限りヴェンディリオンよりは優先されるべきではない。)

今日は以上。