カードの選択の話。

2011年2月18日 TCG全般コメント (5)

デッキに入れるカードを二択で迷った時、
君はどういう風にカードを選んでいるだろうか？

ひとつの方法として良く僕が使う方法は。
迷った時はよりコントローラブルなカードを採用する。
という方法だ。
言い換えるならプレイングによってメリットをより引き出しやすく
またデメリットを抑えることが可能なカードを選択するという事だ。

例をあげてみよう。
例えば以下の二つのカードのどちらを
旅人型フィッシュに採用するかについてだ。

Epochrasite / 時代寄生機 (２)
アーティファクトクリーチャー — 構築物(Construct)
時代寄生機は、あなたがそれをあなたの手札から唱えていない場合、その上に+1/+1カウンターが３個置かれた状態で戦場に出る。
時代寄生機が戦場から墓地に置かれたとき、それを時間(time)カウンターが３個置かれた状態で追放する。それは待機を得る。（あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを１個取り除く。最後の１個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。それは速攻を持つ。）

1/1

Jotun Grunt / ヨツンの兵卒 (１)(白)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
累加アップキープ ― 単一の墓地にあるカードを２枚、オーナーのライブラリーの一番下に置く。（あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを１個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター１個につきアップキープ・コストを１回支払わない限り、それを生け贄に捧げる。）

4/4

時代寄生機のメリットは
バイアルから出すと4/4ということと
死んだら３ターン後の戻ってくること。

バイアルが場にあるかどうかは運に左右されるし
時代寄生機を殺す手段のないフィッシュでは
戦闘によってしか時代寄生機を墓地に送り込めない
(そして時代寄生機を墓地に置くことを許可するのは実質的には対戦相手だ。)
これらのメリットはプレイングによってコントロール不可能なものだ。
デメリットは唱えるとサイズが小さいことでこれもプレイングでどうこう出来るものではない。

ヨツンはどうだろうか？
ライブラリーに送るカードを選べるので
ドレッジ、タルモ、騎士を小さくできる。
(コントローラブル。)
墓地が少ないときは溜まるまで待ったり
能動的に呪文を唱えて墓地を増やすことができる。
(コントローラブル。)

以上よりヨツンの兵卒のほうが
よりプレイングに依存する部分(コントローラブルな部分)が多く、
柔軟に様々な状況に対応できることが分かる。
つまり旅人型フィッシュには
ヨツンを優先して採用すべきなのだ。

ただしこれはあくまでフィッシュでの話で
時代寄生機のメリットデメリットをよりコントローラブルにするデッキ構成ならば
評価はもちろん逆転する。
(場に出す手段を充実させる、サクる手段を用意するetc)
ようは自分のデッキの構成をよく把握したうえでの話だ。

結論：カード採用を迷った時はよりコントローラブルなカード(プレイングに左右されるカード)を採用すべきである。それによってデッキの柔軟性がより上がるからである。

今日は以上。。

ノ〃ェ→ン

2011年2月18日23:03

時代寄生機は例えでもヨツンと比べる対象になってないと思います
時代寄生機は採用されているデッキはポックス位でそれも吸血鬼で居場所がないカードだしカードパワーもほぼ全てのデッキにおいてヨツンが上だと思います

採用するカードを迷った時ってのがどんな事かはよく分かりませんがカードはその時のメタやサイドボーディングの時に上手くサイド後に回るかを考えたり綺麗に抜けるかなど、また他のカードやデッキとの組み合わせで決めるべきと思います

ヤッカ

2011年2月18日23:14

似たような役割のカードのどちらを採用するかって時の基準を示したかったんですよね。
もちろんメタなどもカードを選ぶ上でかかせません。
一つの考え方と思っていただけるとよいかと。
時代寄生機はマナコスト、サイズがヨツンと似ているので例に出しましたが確かにもうちょっとよい例があると良かったですね。

アディン

2011年2月19日4:57

今日の日記の内容って「どうしてそのカードを入れようと思ったのか」、「どうしてどちらのカードを採用するか悩んでいるのか」って前提を明確にした上で議論すべき事柄だとおもいます。
そこが抜け落ちてるから例が例になって無いのではないでしょうか。

あと、比較するならタルモさんとか珊瑚兜さんとかとの話を聞いてみたいです。