レガシーデッキ考察:UR-Delverその5
2013年9月28日 TCG全般
今日はUR-Delverの火力とその他のカードの選択について考えたあと
メインデッキの全体像を提示したい。
各論:UR-Delverの火力とその他のカードについて
火力呪文はクリーチャー除去と本体への攻撃の二つの役割があり
どんな場面でも最低限の仕事をしてくれるのが魅力だ。
膠着状態の時に、手札のカードが稲妻であれば・・・
と思った方は多いのではないだろうか。
特に本体への攻撃という点はある程度火力呪文にデッキ枚数を
割いたときに強力になる。
(プレーヤーのライフは20点という事実を考えれば当然だろう。)
マジックの勝利の条件の一つは相手のライフを20点削ることであり
強力なクリーチャーを展開することでも、
コンボを完成させることでも、
すべての呪文を打ち消すことでもない。
火力呪文はマジックの勝利への原則に忠実なカードといえる。
その火力呪文の利点を
デルバー、SCM、紅蓮術士、溶岩使いの優秀なクロックによって
最大限に利用出来るデッキの一つがUR-Delverなのだ。
残ったスペースを火力で埋めることにはそのような理由がある。
UR-Delverの一般的な火力構成は以下。
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
3《発展の代価/Price of Progress》
2 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
稲妻4は説明不要。
chain lightning は1マナで稲妻に次ぐ火力であり3-4枚の採用は妥当。
発展の対価はバーンデッキの切り札的カードなのだが
やはり相手のプレイングやデッキ構築次第では腐ってしまうこともあり
クリーチャーは対象にとれず、2マナと重いため3枚はやや多いように感じる。
蒸気の絡みつきはテンポを取りつつ、相手にダメージを与える
優秀なカードなのだが、コンボデッキでは腐ってしまうため
個人的には採用し辛いと考えている。
同様の理由で焼尽の猛火もためらわれる。
(焼尽の猛火はホント強いんですけどね。。)
それらに変わり今回採用したいカードは《轟く怒り/Thunderous Wrath》だ。
1マナ5点火力が弱いわけはなく、
ダメージ量からいけば発展の対価の平均値であり、
かつタルモ、聖遺、墓しのび等
従来は蒸気の絡みつきで対処していた奴らへのクリーチャー除去としても使用可能だ。
しかし奇跡という特性上
初手に2枚以上来ると渦巻く知識がないと非常に苦しい。
ちなみに初手7枚に2枚以上轟く怒りが来て、かつ渦巻く知識が手札にない確率は
4枚採用ならば、4.4%
3枚採用ならば、2.3%
2枚採用ならば、0.77%だ。
やはりいくら強いとはいっても
4枚採用はマリガン確率が4.4%上がることからリスキーだ。
2枚採用ならばそのリスクも1%以下、ベネフィットが上回ると考えてよいのではないだろうか。
以上から火力構成は決まったね。
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
2《発展の代価/Price of Progress》
2 《轟く怒り/Thunderous Wrath》
でいこうよ!
各論:デッキの全体像は??
今回の考察では一般的なUR-Delverに個人的な解釈を付け加えてデッキを改変していった。
明快であれというコンセプト、序盤の安定、丸さを重視してみた。
最後に従来のUR-Delverのサンプルレシピと
改変後のサンプルレシピを載せてみる。
あなたならどんなUR-Delverを使用しますか。
サンプルレシピ:UR-Delver
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
4《Force of Will》
2《目くらまし/Daze》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
3《発展の代価/Price of Progress》
2 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《乾燥台地/Arid Mesa》
2《Volcanic Island》
3《島/Island》
3《山/Mountain》
サンプルレシピ:ヤッカのUR-Delver
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
3《目くらまし/Daze》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
2《発展の代価/Price of Progress》
2 《轟く怒り/Thunderous Wrath》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
3《Volcanic Island》
2《島/Island》
2《山/Mountain》
元気があれば以下に続く。
第6回:
各論:サイドボード戦略
第7回:
実際の戦い方
メインデッキの全体像を提示したい。
各論:UR-Delverの火力とその他のカードについて
火力呪文はクリーチャー除去と本体への攻撃の二つの役割があり
どんな場面でも最低限の仕事をしてくれるのが魅力だ。
膠着状態の時に、手札のカードが稲妻であれば・・・
と思った方は多いのではないだろうか。
特に本体への攻撃という点はある程度火力呪文にデッキ枚数を
割いたときに強力になる。
(プレーヤーのライフは20点という事実を考えれば当然だろう。)
マジックの勝利の条件の一つは相手のライフを20点削ることであり
強力なクリーチャーを展開することでも、
コンボを完成させることでも、
すべての呪文を打ち消すことでもない。
火力呪文はマジックの勝利への原則に忠実なカードといえる。
その火力呪文の利点を
デルバー、SCM、紅蓮術士、溶岩使いの優秀なクロックによって
最大限に利用出来るデッキの一つがUR-Delverなのだ。
残ったスペースを火力で埋めることにはそのような理由がある。
UR-Delverの一般的な火力構成は以下。
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
3《発展の代価/Price of Progress》
2 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
稲妻4は説明不要。
chain lightning は1マナで稲妻に次ぐ火力であり3-4枚の採用は妥当。
発展の対価はバーンデッキの切り札的カードなのだが
やはり相手のプレイングやデッキ構築次第では腐ってしまうこともあり
クリーチャーは対象にとれず、2マナと重いため3枚はやや多いように感じる。
蒸気の絡みつきはテンポを取りつつ、相手にダメージを与える
優秀なカードなのだが、コンボデッキでは腐ってしまうため
個人的には採用し辛いと考えている。
同様の理由で焼尽の猛火もためらわれる。
(焼尽の猛火はホント強いんですけどね。。)
それらに変わり今回採用したいカードは《轟く怒り/Thunderous Wrath》だ。
1マナ5点火力が弱いわけはなく、
ダメージ量からいけば発展の対価の平均値であり、
かつタルモ、聖遺、墓しのび等
従来は蒸気の絡みつきで対処していた奴らへのクリーチャー除去としても使用可能だ。
しかし奇跡という特性上
初手に2枚以上来ると渦巻く知識がないと非常に苦しい。
ちなみに初手7枚に2枚以上轟く怒りが来て、かつ渦巻く知識が手札にない確率は
4枚採用ならば、4.4%
3枚採用ならば、2.3%
2枚採用ならば、0.77%だ。
やはりいくら強いとはいっても
4枚採用はマリガン確率が4.4%上がることからリスキーだ。
2枚採用ならばそのリスクも1%以下、ベネフィットが上回ると考えてよいのではないだろうか。
以上から火力構成は決まったね。
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
2《発展の代価/Price of Progress》
2 《轟く怒り/Thunderous Wrath》
でいこうよ!
各論:デッキの全体像は??
今回の考察では一般的なUR-Delverに個人的な解釈を付け加えてデッキを改変していった。
明快であれというコンセプト、序盤の安定、丸さを重視してみた。
最後に従来のUR-Delverのサンプルレシピと
改変後のサンプルレシピを載せてみる。
あなたならどんなUR-Delverを使用しますか。
サンプルレシピ:UR-Delver
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
4《Force of Will》
2《目くらまし/Daze》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
3《発展の代価/Price of Progress》
2 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《乾燥台地/Arid Mesa》
2《Volcanic Island》
3《島/Island》
3《山/Mountain》
サンプルレシピ:ヤッカのUR-Delver
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《Force of Will》
3《目くらまし/Daze》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
2《発展の代価/Price of Progress》
2 《轟く怒り/Thunderous Wrath》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
3《Volcanic Island》
2《島/Island》
2《山/Mountain》
元気があれば以下に続く。
第6回:
各論:サイドボード戦略
第7回:
実際の戦い方
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